2023年12月、香川県さぬき市津田町の北部に位置する北山集落の耕作放棄地に建設した宿泊施設。瀬戸内海に面する里山にある3棟のヴィラは全室オーシャンビューで、みかんやレモンなどの柑橘が目の前に広がる棟もあります。この場所で最も伝えたい景色は「海から昇る太陽」。四季に合わせて棟の角度を朝日に併せており、プライベートビーチのような砂浜から拝むことも可能です。放っておくと土地一面を全て覆い尽くしてしまう豊かな自然の中には、象徴となるクヌギの木や集落の方から継承した果樹、集落から山採りしての植栽などがあります。宿の運営を通じて住民交流や集落の資源循環を育み、共生関係を築いていくことで、諸々を守る神聖な場(御諸/mimoro)となることを目指します。